漢方内科
漢方内科(保険適応)について
当院の診療の大きな特徴は「西洋医学と漢方療法の併用」です。診断や症状へのアプローチは西洋医学が基本となりますが、病気の原因となる体質の改善や、西洋医学では対処しにくい症状や不定愁訴、病気の予防には漢方療法が有効なこともが多々あります。
漢方薬とは、複数の生薬(しょうやく:植物や鉱物など天然由来の医薬品)によって構成された方剤群であり、生薬の有効成分はすべて解明されていませんが、植物などの生命力を受け継ぎ、様々なストレスによって生体内に生じた、「歪み」を、健康な「あるべき姿」へと回復させる力を持っています。漢方薬を使用することで、西洋医学では対応が難しい、体質改善や免疫調整を行うことで、根本的な体質改善医療を行うことが出来ます。現代医学的診断(血液検査、画像検査)がつきにくく、現代医学的治療では改善しにくい病気でも、漢方薬でアプローチした場合、効果的なことが少なくありません。
患者さんの身体の状態は、年齢、ライフイベント、食生活、季節、日々のストレスによっても異なり、いつも同じではありません。当院では、患者さんの病状や身体の状態に合わせて、西洋医学と漢方療法の各々の特性をしっかりと見極め、その方の体質を加味した適切な完全オーダーメイドの医療を提供いたします。また、同時に食事や生活習慣の指導をおこない、体質改善を行うことで将来の未病の発症を予防します。
院長の私自身は、西洋医学の最先端の医療現場で約20年鍛錬した臨床経験があり、西洋医学には精通しており、西洋医学の素晴らしさを実感しております。その一方で、西洋医学では病名が付かない症状や、お困りの症状に対応できる西洋薬がないなど、西洋医学の不得手も知っています。また、私自身は幼少期から重度のアトピー性皮膚炎や喘息を患い、大学病院などで様々な治療を受けていましたが、病状は一向に良くなりませんでした。しかし、西洋医学に漢方療法を融合させた「第三医学」を提唱する山本巌先生に出会い、漢方薬による治療を併用したところ、アトピー性皮膚炎の症状が完治しました。それ以降、漢方薬を約30年内服しており、ほとんどの種類の漢方薬を内服した経験があり、漢方薬の効果の素晴らしさを経験しております。このような自身のこれまでの臨床経験と実経験より、西洋医学と東洋医学の得手不得手を踏まえた、西洋医学と東洋医学を融合した併用医療を患者様にご提供したいと思っております。「現代医学的には異常が無いと言われた、でも体の不調に困っている」、「しょっちゅう風邪やインフルエンザに罹りやすい」、「何となく気分が優れないが、抗うつ剤などは飲みたくない」、「西洋医学の薬と一緒に、漢方薬ものんでみたい」、「よく分からないが、漢方をためしてみたい」といった方はどうぞお気軽にご相談ください。
漢方内科でよくみられる症状
下記症状でお悩みの方は、ご相談ください。
内科系疾患
冷え症、むくみ、下痢、便秘、腹痛、動悸、胃もたれ、胸やけ、吐き気、頭痛、めまい、食欲低下、体力低下、全身倦怠感、アレルギー性鼻炎、喘息、糖尿病、脂質異常症、かぜなど
婦人科系疾患
更年期障害、月経不順・月経痛、月経前症候群、月経周期の症状(イライラ、頭痛、めまい、のぼせなど)、肌荒れ、不妊症など
心療内科・精神科系疾患
気分の落ち込み、イライラ、不安神経症、パニック障害、ひきつけ、自律神経失調症、不眠、悪夢など
皮膚疾患
アトピー性皮膚炎、かゆみ、じんましん、にきび、しみ、いぼ、爪がもろい 乾燥肌、円形脱毛症など
整形外科的疾患
腰痛、膝の痛み、肩の痛み、肩こり、手の痛み、関節痛、手足のしびれ、足のつり、など
その他
排尿トラブル(頻尿や残尿感)、のどの違和感やつまり、気象病、こむら返り、男性更年期症候群、虚弱体質など
〒584-0006
大阪府富田林市旭が丘町14-43
オークワ富田林クリニックモール
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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9:00 ~13:00 |
内科 | ● |
9:00~ 12:00 |
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美容 | ● | ● | ● | ● | ● | ||
15:00 ~18:00 |
内科 | ● | × | ● | ● | ● | × |
美容 | ● | × | ● | ● | ● |
13:00~ 18:00 |
※休診日:火曜日午後・日曜日・祝日