帯状疱疹ワクチンについて

2026.07.30

当クリニックでは、帯状疱疹に適用のある以下の2種類のワクチンを取り扱っています。

  • 『乾燥弱毒性水痘ワクチン』:1987年に水痘(水ぼうそう)ワクチンとして認可され、2016年に帯状疱疹にも適用が拡大されている。
  • 『シングリックス』:2020年1月に帯状疱疹専用の予防接種として認可されたものです。国外では公費扱いにもされている予防成績の優れたワクチン。

それぞれに長所、短所がありますので、比較表を参考にご検討くださいませ。

ワクチンの比較表

比較項目 乾燥弱毒生水痘ワクチン シングリックス
帯状疱疹発症抑制効果 51.3%※1 50歳以上:97.2%
70歳以上:89.8%※2
帯状疱疹後神経痛抑制効果 66.5%※1 50歳以上:100%
70歳以上:85.5%※3
接種方法・回数 皮下注射・1回 筋肉注射・2回
接種間隔 通常、1回目の接種から2か月後に2回目を接種します。
※2か月を超えた場合は、6か月後までに2回目を接種します。
対象年齢 50歳以上 50歳以上
費用 8,800円(税込) 50,600円(税込)
※2回分の合計費用
1回:25,300円
主な副反応 接種部位の痛み、腫れ、赤みなど ※通常は3~7日程度で治まります。 接種部位の痛み、腫れ、赤み、筋肉痛、倦怠感、頭痛など ※通常は3~7日程度で治まります。
※水痘ワクチンよりも副反応が強く現れることがあります。
長所・短所 長所 ・費用が比較的安い
・接種回数が1回 短所 ・予防効果が低下することがある
・免疫機能が低下している方は接種できない場合がある
長所 ・高い予防効果が期待できる
・免疫機能が低下している方にも接種できる 短所 ・費用が比較的高い
・接種回数が2回
・副反応が比較的強く現れることがある

 

※1.Oxman MN,et al. N Engl J Med.2005;352(22):2271-2284.
※2.Lal H. et al.: N Engl J Med.372(22),2087-2096,2015
※3.Cunningham AL. et a.:N Engl J Med.375(11),1019-1032,2016